My Sound Room
iPodtouch その後。。。
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My Sound Room

iPodtouchは、順調に稼動し、普段使いはこれがほとんどになっています。
音質が、classicに比べ向上しており、シリコンストレージということもあり、当然といえるかもしれません。
重量が軽く、薄く持ち運びやすい(といってもちょっと大きいですが)ことも大きい要因です。
バッテリー容量もほどほどで、不足は感じません。

使い勝手は、classicに慣れてしまっていたため、戸惑うことが多かったです。
アイコンから機能を呼び出しますが、ほとんど右下の「音符」(ミュージック)アイコンばかりです。
たまに、天気など見ようとすると、東京、57度(?)などとなっており、パニックになってしまいます。
当初音楽を再生するにしても、しばらく思うようにならず、いらつくばかりで、classicは使いやすかった~~、などとため息をつく始末・・・
慣れてしまえば、問題は消えますが・・・

閑話休題

自分の不能を晒すのはこれ位にして~~、
iPodtouchをよりよい音で聴くためにイヤフォンを新調する事に。
イヤフォンは今までに10台ほど使ったでしょうか。

記憶に残っているもののみ列挙します。

Sony MDR-E888  これは数台使いました。 耳掛け型(オープン型)でしたが、結構いい音でした。 最後の一台がまだ引き出しの隅にあります。

Stax インイヤースピーカー SRS002  これは静電型ドライバーを小型化して、イヤフォンとしたものです。  うわさほど良くなかったです。

オーテク ATH-CK10  BA型の高級機でしたが、音質が硬質で耳に合わず、オク行き。

デノン AH-C551  音質は結構気に入っていたが、アルミハウジングが重く、冷たい。 また機器が傷つきやすいなど問題が。

Ultimate ears metro Fi 220 デノンよりしまった音質で気に入っていたが、ケーブルノイズが辛く、イヤーピースを2段キノコにしたところ、
                   ケーブルノイズは軽減されたが、低域が出なくなってしまった。
このような経験から、イヤフォンに大枚を叩くのは止めた次第です~~ゞ
ダイナミック型で、諭吉さん一枚程度で、評判のいいものを・・ということで探しましたところ、なかなか見つかりませんでしたが、
Beyerdynamicの DTX 101 iE という機種にしました。
ベイヤーダイナミックは独逸の有名なヘッドフォンメーカーですが、ここなら悪いはずがないということで。

実際使ってみますと、レンジが結構広く、低域の音階が良く出ています。
ボーカルも鮮やかで自然ですので、ほぼオールラウンドに聞けます。
これは素晴らしいですよ^^

iPodtouchとの相性も良く、低域が軽いといったこともありません。
最近良く聴く女性ボーカルや、バロック(ビバルディ)など大変気持ちよく聴けます。
まあ、問題があるとすると、左右の見分けが付けにくいことくらいでしょうか。
Beyerdynamic DTX 101 iE
UNDER ITALIAN SKIES/ Roberta Gambarini

最近最も良く聴く歌手です。 
このガンバリーニという歌手は、近年の若手女性ジャズシンガーでは実力No.1ではないでしょうか。
イタリア人ですので、もともとヨーロピアン・ジャズの香りたっぷりの歌唱ですが、
特にこのアルバムは、母国語で歌っており、伸びやかで哀愁漂うスキャットなど、気持ちよく聴けます。
新しく入手したDTX 101 iEで聴くと、低音楽器から歌声がよく分離し、クリヤに聴こえます。
また、パーカッションがきれいに再現され、このアルバム用?というほど相性がいいです。
ちなみに、metro Fi 220 では、DTX 101 iEほど鮮やかに聴けません。
イヤフォンにおいて、イヤーピースの相性は、音質に大きな影響を与えることが判りました。
DTX 101 iE については、ハウジングの音の出口からイヤーピースの開口部までが最短で、且つラッパ状に
広がっているものが、最もバランスよく、鮮やかに聴こえました。
その他のタイプ(開口部までが長かったり、先すぼまり、など)より明らかによいです。(どう違うかについては割愛します)
 metro Fi 220 については、2段キノコタイプがだめだったことは述べましたが、原因として開口部までが最長であることが上げられます。
(他のタイプに比べ、2倍ほどでしょうか)
これを普通のものに変えると、昔の音(つまり低域が過剰で、少しこもった音)に戻りました。

イヤーピースは各社から、色々なものが出ていますが、それらは主に素材の違いと外径の違いで分けられています。
しかし、音質については音道の長さや、形状(つまりラッパ状か、円筒形か、先すぼまりか)が結構重要だと思った次第です。
幸か不幸か、今までのストックが何種類かありますので、一度全て付け替え、聞き比べたいと思います。

Beyerdynamic DTX 101 iE ですが、いろいろ聴いていますと、iPod Classicでは普通の音です~~
iPodtouchでは上記のように非常にバランスがいいのですが、iPod Classicでは鮮やかさに欠け、ごく普通の鳴りですね〜。
なんででしょう?
つまりは、新しいPodtouchに合わせチューニングされているということでしょう。  前の機種は古いPodを基準にしているのでしょうね、推測ですが。
ベイヤーダイナミックはヘッドフォンで、ステラガウス級の強力な磁気をもつドライバーを搭載して絶好調ですので、このイヤフォンもその流れをくんでいると思われます。