My Sound Room
JBLと楽しい格闘。。。
我が部屋のサプライズとして2014年末に導入したJBLS3900と現在格闘中です^^


中域ホーンと高域ホーンを備え、低域は2個の25cmコーンとなります。
ネットワークは、上下に分離されており、バイアンプ、バイワイヤーに対応しています。
というより、バイ接続を前提に設計されているようです。

上下のバランスは、別々に鳴らして見ますと・・
  ホーンは、キンキン、シャリシャリ・・
  コーンは、声から低域まで・・

       これって・・前のSPと同じ?


つまり、ホーンは高域以上を受け持ち、中域以下はコーンが受け持っていました。
でかいホーンは高域用、小さいホーンは超高域用ということが判りました。
エネルギーバランスは、ホーン2割、コーン8割でしょうか。
つまり25cmウーファ4個で中、低域を受け持つため、これを駆動できるアンプが必要ということです。


小生一般より小音量で聴くことが多いです。
つまりアンプの出力電圧が低くても、ウーファ4個を駆動できるアンプが必要です。
これは、電源部が強力で大電流を供給できるアンプが必要 ということになります。
高級(高価格)アンプですね^^;

まあこれは予測できたことではありますが・・

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我が部屋のもうひとつの問題は、メインアンプが不在ということです。
EM-DACからのライン出力をよい音で増幅する手段がないということになります。
SOULNOTE3.0では少々役不足であるということが判ってきました。

SOULNOTE3.0は初段をアナログ増幅し、その後AD変換し増幅したあとDA変換し出力します。
この方式が原因なのか判りませんが、何か音に違和感が有ります。
再生帯域のバランスが元の音と異なり、また高域に荒さを感じます。
元の音が何かしら色づけされたように感じ残念です。


ちなみに自作のHPAではそのようなことは一切感じませんでした。
素直に増幅し、躍動感を加え聴かせてくれます。
こうあってほしいですよね。



ですので、色づけの少ないアナログアンプが候補です。

最近よく聴いているのが上のアルバムです。

前のSPでは、由紀さおりがソプラノ歌手のように聴こえました。
そして限界を悟りました~~

前にも書きましたが、邦人の歌手をじっくり聴くのは私は初めてのことです。
演歌など拒否反応(アレルギー?)を起こしました。
フォークソングなるものが流行りましたが、あれもいけませんでした・・
(唯一、井上陽水だけはベスト盤があります)

しかし、このアルバムは素晴らしいですね。
この歌声を、何とかJBLからよい音で出したいと思います。
ホーンで高域を、25cmの重そうなコーンから中域以下を出すSPから、そのクロスオーバー付近にあたる歌声をうまく出せるだろうか?

まだまだ先は長そうです。



女性歌手で外人の場合それほど気にしませんでしたね。
ロバータ・ガンバリーニやフィリッパ・ジョルダーノなどイタリア系の歌手は素晴らしい歌声ですが、なぜか声の再生がどうか 
などあまり拘ったことはありませんでした。
どちらかというと、人の声というより楽曲の一部として聴いている感じです。

しかし、邦人の場合歌詞は明確な意味を持ち、語りかけてきます。
人の声として自然か、肉付きはどうか、シ音がきつすぎないか・・ 再生の質をより厳しく問うている自分がいます。
それは、自分の持つ声質のイメージと比較し、適合を求めているのかもしれません。

彼女の若い頃の歌声はこんなだろうか、昔聴いたあの歌手の声はこんなだっただろうか、問い詰めながら聴いている自分がいます。

CDというサンプリングの荒い音源を、電気的に補完して再生し増幅するわけです。
そして最後にSPより音として放出し、その一部を聴く。
多くのパーツ、複雑な回路、いくつものメーカーの製品、それらの結合体を辛うじて抜けた信号が重なり合いブレンドされた音に人の声を求める。

実に不思議な感じがしてきます。

話題閑休




JBLを入れて半月ですが、まだうまく鳴りません。
というか以前のSPの方が繊細で感度が良かったような・・



ところで、先日バイアンプ接続をやめて、シングルアンプ、バイワイヤに変えて見ました。
当初やはり音が悪く、やっぱり新しい高級アンプにするしかないわ・・ と。
高域が固く、低域は締まらない状態でした。

   ふとケーブルを替えてみるか、と思いつきました。


高域は以前から使っているOCF単線の依り合せた自作品です。(セミラダー型、以前のページ参照)
これはフォーカスが良く、帯域もフラットで気に入っていました。
低域は、昔仕入れた銀メッキの撚り線で、あまりいい印象の無いものでしたが、丁度いい長さがあったため使ったまでです。

上下を入れ替えた結果、     
何〜〜〜っ これっ!





とてもいい塩梅に・・  

高域はしっとり落ち着き、程よい翳りが。
中、低域は締りが出て、人の声が肉声に近づきました。
両極端にあるケーブルの成せる奇跡!(に思えました、ホント)

これだからAudioは楽しいっ^^;