My Sound Room
OCTAVE 到着。。。
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JBL3900を鳴らすため、千載一遇の機会ということで、周辺機器の見直し(入れ替え)を断行しています。
まあそれほどおおげさなことでなく、もう少し駆動力のあるものや、新製品でこれはと思うものを試しています。




先日届いた真空管アンプ
OCTAVE70SEですが、流石に張りのある音で、余裕でJBLを駆動しています。
6550という真空管4本で、70W4Ωという出力ですが、真空管としては大きな出力です。
あまり音量を上げない小生には十分過ぎるほどです。
25cmウーファ2発というSPを鳴らすには、電源部が良くないといけません。
またホーンを鳴らすにはS/Nも良くないとね。
このアンプは、全域を瞬発力よく鳴らします。
真空管アンプらしからぬ、というか真空管アンプの滑らかな、暖かな音色を保ちつつ、駆動力と、切れを備えたアンプといえます。
またブラックボックスというパワーブースターが付属しています。
これはコンデンサ・アレイ(集合体)で、高電圧ケーブルで本体後部に接続します。
これを付けると、音に抑揚が増す感じがしました。
電源部をアシストする装置のようです。

またこのアンプの特徴に、バイアス電圧調整を容易にする独特の調節機構が備えられていることです。
フロントパネル内に、真空管ごとにLEDがあり、電圧が
Hiなら赤Lowでは黄色中間は緑に点灯します。
LED下の小穴からドライバーを差込み、可変抵抗で調節できます。
6550の場合、赤、緑の中間が適正です。

この巧妙な機構により、ユーザーが短時間で調節可能と成りました。
バイアス電圧調整がネックでなかなか入手に踏み切れませんでしたが・・
一度後述する問題のため、左右のペアを差し替えました。
そのときは全てバラバラに点灯し驚いてしまいました^^

まあ音は出ているから、折をみて調整に出すかとあきらめぎみでした・・


そうこうしているうちに、注文したケーブル類が届きました。
ベルデンのSPケーブル(お安いヤツ)2セット分、バランスケーブル、ピンケーブル、それとSツイーター用に電話線ケーブル(@80/m^^)
全部で諭吉x1ちょっとです。
ネットのプロケーブルさんから入手。
自作の極端に傾向の異なるものを使っていますと、本当のところが判りづらいです。
ですので安くても色づけの少なさそうなものを選びました。
SPケーブルも様々で、10万/1本のものもあれば、ベルデン 8460 など3m千円未満です。
これは撚りのない錫メッキ線で、白黒二本が緩やかにツイストしています。
撚りのない構造は付加インピーダンスが低く、太目のメッキ線がケーブルに適度な腰を与え、静電容量も低そうです。
ストレートな音質で使いやすい感じがしました。

ピントが良く、ストレートな音質を求める場合、単線がよいわけですが固く使いにくいのが欠点です。
小生の使っている、OCF単線2mm径をセミラダー型に加工したものは、単線の割には低域も良く気に入っていますが、如何せん固すぎて使い辛く閉口します。
特に差し替えの多いときはパスしたいですね~~
機器が固定したら戻しましょうか。


元に戻りますが・・
入手したベルデンのバランスケーブルに替えて見た所、なんと左右のバランスがぴったり!
なんだ、
ケーブルか〜 ということに。
前のものを点検をしたところ、端末で一箇所半田が割れていました。
自作ではよくあることです。



この70SEで現出したトラブルは、全てこれが原因だったことが判明しました(苦笑;)
と、ここまではよいことずくめでしたが・・
いろいろ試していますとふとSPに近づくと、
ブ〜ンというハム音が!
左chのみ、ツイーター、ミッドホーンから確かにハム音がします~~;;

これって故障???

いやな予感が・・
確かうり文句は、完動品だったよな、うんそうだ。

周辺機器との相性か?と点検をしました。
DACとRCAで繋いでいましたので、XLRに替えてみたところハム音が収まりました。
別のDACとRCAで繋いでみたところ、問題なし、よかった〜^^;


次の日に、夕方いろいろ聴いていますと、何か右の音量が小さいような・・
そして、音に張りがないような感じがしました。
別のCDでも同様でした。

これはひょっとすると真空管の寿命かなと・・
右のペアが光り方がきついような気がします。
左右のペアを替えて見ましたが・・ 変わらない!
やはり
中古はだめか〜〜っ