My Sound Room
S3900にサブウーファーを加える。。。
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最近は、暑いこともあり、ヘッドフォンよりもスピーカーで聴く事が多くなりました。
メインであるS3900ですが、JBLスピーカーの入門的な位置にある機種かと思います。
25cmウーファーを2機備え、低域は十分かと思いましたが、それほどでなく、どうも低域が物足りないなと感じるようになりました。
これは、DENONのデジアンx2ではいたしかたないところですが、OCTAVE70SE(真空管アンプ)でも程度の差はあれ同様でした。
ここでいうのは、最低域の再生や、低域の切れについてです。
中低域から低域については、まあまあ といっておきます。
高域成分は2本のホーンが受け持っていますので、中域以下のかなり広い音域を2発のウーファーが受け持っています。
ですので、左右でホーン4本、25cmウーファー4本をドライブする必要があるわけです。
駆動力の高い、大型のTrアンプが適するのかもしれません。
ベストはバイアンプとし、低域用はダンピングファクターの高いものを使いたいところです。


まあ理想は々ということで、現実的には手持ちの機材でやりくりすることに^^;
幸いにも、Fostexのサブウーファ(SW250A)が残っていますので、これを活用することにしました。
このSW250Aは、密閉型で切れのある低音に定評が有ります。

S3900+OCTAVEの組み合わせでは、低域が少しドロドロし、切れが悪く、しかも最低域が弱い という音でした。
SW250Aを加えると・・
重心が下がりますが、それだけでなく、低域が生き々として、格段に切れが良くなります。
特にキックドラムなど気持ちよく鳴ります。
SW250Aは最小限のボリューム位置ですが、これはどうしたことでしょうか。

これは私の推測ですが、SW250AとS3900の2ユニット間で共鳴が起きているのではないかと思います。
つまり、SW250Aが最低域をハイスピードで再生することで、S3900の低域用ユニットが共鳴し、その結果最低域を再生するための電気エネルギーが小さくてすみ、
余力がトランジェント向上や、振幅の増大となり、低域全体が活性化されるのではないか と考えるわけです。

何にしても大変よい方向に向かい、大満足です!
低域というのは、CDの録音状態にも依存します。
過剰に低域が強調されていたり、最低域がカットされてなかったり、逆に低域が乏しいもの など様々です。
バイアンプにしますと、低域のボリュームを、音質はそのままで調整できますので、理想的なシステムといえます。
サブウーファでは、そこまでは出来ませんが、低域が乏しかったり、緩い場合は有効です。
不自然に感じない程度に効かすことで、低域全体の重心が下がり、生き々と鳴ります。

このあたり、固定観念を捨て、試してみることが大切だと思った次第です。



あと、サブウーファの接続ですが、
メインアンプにプリ・アウトがあれば、それをサブの入力に接続します。
無い場合は、CDプレーヤー、プリアンプ、或いはDACのライン出力を接続します。(1系統の場合は分岐する必要あり)
幸い、DENON PMA50、OCTAVE共にプリアウトが備わっていました。
SW250Aは、2系統の入力がありますので、そちらに繋ぎっ放しでOK!
お試しあれ^^