My Sound Room
クレモンティーヌ Cafe in Paris。。。
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My Sound Room

クレモンティーヌは、私がいうまでもなくフレンチポップスを代表する歌手で、息の長い活動を続けています。
初め聴いていたのは、ロン・コリエ(長距離飛行)で、軽く、甘く、ハスキーな声とサウンドに魅了されました。
そのCDは既に無くなってしまい、最近は手元に残った The Paris Collection (パリコレ/コピーCD)を聴いていました。
しかし、懐かしくなり3枚ほど入手しました^^
ボサノバ、ジャズ、ポップス・・ が融合した、お洒落なサウンドはパリのカフェにいる気分にさせてくれます。

Clementine/Long Courrier/The Paris Collection/Cafe Apres-Midi

Claudine Longet /A&M Remastered Best
クローディア・ロンジェ(クロディーヌ・ロンジェ)のA&M時代のベスト集です。
舌足らずで、ワッフル?のような歌唱は、聴いているといやなことを忘れ幸せな気分に^^
時々聴きたくなる、懐かしいCDです。
同じユーロ圏でも、フランスとイタリアはボーカルの傾向がまるで違いますね〜。

フランスは洒脱で、軽妙、のりがよく個性的です。
ハスキーボイスが多く、力を抜いた(レイジーな)歌唱が多いようです。
 一方イタリアは、オペラの影響からか、美声で目いっぱい能力を見せ付ける歌唱が多いようです。
個性よりも伝統を重んじる歌唱で、何か対決姿勢?が見え隠れすろように思います。
 それと言語の発声の質が違いますね、イタリアはローマ字というぐらいですから、母音がはっきりしています。
フレンチは洒脱で、ささやくような発声に聴こえますが、大きな声を張りあげるオペラには向かないかも です。
王道を行くのはイタリアで、フランスはどちらかというとローカル的です。
しかし、サンバ(ブラジル)とフレンチポップスが融合してボサノバが生まれ、世界的に影響を与えたように侮れないものがあります。
それは、フランス・パリへの憧憬と、聴くものを幸せな気持ちにする、素直で健康的な、お洒落なサウンドにあるのかもしれません。




 その後、DACの調整の成果をみるため、メインアンプであるOCTAVE70SE(tube)でクレモンティーヌを聴いてみました。
結構低域が豊かで、弾けるようなパーカッションが気持ちいいです。
打ち込み系の音作りといえますね。
パリコレなどモード業界を意識したサウンドといえるかもしれません。
Jポップなど、マッタリした、演歌調のサウンドとは真逆といえます。
OCTAVEとJBL3900との組み合わせは、調整前は低域が緩く、鳴らしきれていない感が強かったですが、調整後は何の々切れのある低域で、Sウーファーを効かせたようです^^
これでなくてはいけません\O/
DACとCDPの接続はAES(バランス)ですが、この場合低域過多なくらいで、ドンシャリなきらいがあります。
接続をCOAXにしますと、バランス的によくなり、落ち着いた音調となります。
このあたりの原因を調べてみますと、CECの仕様に、AES/EBU x 1 (2番ホット): 2.5Vp-p/110Ω、COAXIAL x 1: 0.5Vp-p/75Ω
とありました。
何と、出力電圧が5倍! これはいけません。
デジタル出力ですので差はそれほどないだろう と思っていましたが、これでは音が変わるわけです。
DACのデジタル入力部分を見直す必要がありそうです。
どうなることやら・・・

CDの挿し色がルージュと同じ!