My Sound Room
USB DAC使いこなし.。。。
新しいDACと高精度クロックの組み合わせは素晴らしく、いつの間にか我が部屋のメインになってしまったことは前に述べました。
特にヘッドフォン(HD650改)出力時は、パーフェクトに近い と密かに思っています^^
しかしスピーカーの場合は、悪くはないですが、HPの時ほど密度感がなく、どことなく音が希薄でもう少しだな などと思っていました。
送り出しのPC(Win8.1ノート)のせいかな? それともアンプと相性が悪いのかな? などと思いを巡らしていました。

しかし、それらは替えるにしてもなかなか難しいし、懐にも悪い(重い)ですし^^;
替えて改善される確信もなく・・  困ったものです。



とりあえず、前から懸案であったUSBケーブルなど見直すことにしました。

現状ですと、DACとアンプ間のXLRケーブルが1mと短いため、PCとDAC間のUSBケーブルを長くせざるを得ません。
2mというのはいくらなんでも長すぎます。
1m以下、できれば50cmくらいにしたいところです。
そのためには、XLRケーブルを3mくらいにする必要があります。
つまり、PCの直近にDACを置き、そこから長いXLRケーブルでアンプに送ります。
こうしますと、DACの操作もしやすいですし、長いHD650のケーブルも半分にでき、更に音質向上が図れます。
そこで安価な3mのXLRケーブル(マイク用)を購入し、試すことにしました。



まあ、ケーブルというのは須らく音質的な個性があり、長くなるとその個性が累積されます。
短くすれば、個性は薄まり、鮮度が上がります。
前にソルティ・セサミという、まあまあの評判のUSBケーブルを、50cm、1m、2mとまとめ買いしました。
使ってみたところ、2mは正直使えないです。
しかし50cmはなかなか良く、ボーカルなどに合う音調です。
今回はこれと、3mのXLRケーブルを組み合わせてみました。


結果は大変良好で、音の密度感や定位感が高まり、鮮度が上がったと思います。
長いXLRケーブルの影響は大きくなく、それよりもUSBケーブルを短くした効果が際立ちました。

試しに、昔のシステム(つまりCDP、EM-DAC)に戻し、聴き比べてみましたところ、明らかに新しい方が良いことが分かりました。
前回のエレコムオーディオ用USBケーブル/2mと1mのXLRケーブル の場合は、同様に比べた場合、どっこいどっこいでしたので、今回の方が向上していると思われます。
音的には、ヘッドフォンの方がまだ上だと思いますが、かなり近い線まで来ています。
いままでで最も良い音(再生音)であることは確かです。


このように、結構良い手ごたえを得て満足ですが、もう少し高級なケーブルに換えることで更なる向上が望めるかな? といったところ。
(何せ、今回組み合わせのケーブルは総額で数千円\O/ですので。 あまり
大きな声では言えませんが^^;)


昔ですと、8倍のアップサンプリングやDSD変換が出来、外部クロックを接続できるDACは、ハイエンド機器に属し、とても手の出るものではありませんでした。
その音質は良いと分かっていても、想像するしかありませんでした。
UD-503の場合、USB接続だけという制限がありますが、現実的な価格でそうした機能を実現しており、導入は成功でした。
音質は、電気的な増幅感?がない、非常にリアルなものです。
スピーカーが歌手になったかと錯覚することも・・
ゆったり、柔らかなBGM的な音とは対照的ですが、オーディオ的な喜悦を得られる音であることは確かです。

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