My Sound Room
ノイズフィルター追加。。。
USB DACであるUD-503を使いこなそうと色々トライしていますが、まずはUSBケーブルを短くすることにしました。
そのためには、PCの直近にDACをおく必要があります。
そこで、お安いパイプラックでPC台を組み立てました。
これにより、40-50cmのケーブルで事足りることに。
しかし、短いケーブルというと、ソルティ・セサミしかありません。
このケーブルは大変安価ですが、結構使えるケーブルです。
長短3本仕入れておいて正解でした。



エレコムオーディオ用USBケーブル/2mは、音質がクリヤでフラットなのがよいです。
そのため、このケーブルを短くすることに。
自作用のパーツを入手し、早速カットし45cmのものを作りました。
(配線を間違えると機器を確実に破壊しますので、テスターチェックは必須です。)
早速聴き比べてみますと、鮮度がよくいい塩梅です。





ネットを見ていましたら、FIDELIX製 FL-HiFiUSB-zn
というUSBノイズフィルターが大変良いという情報が見つかりました。
FIDELIX社は、オーディオ周辺機器を開発している会社で、国内では老舗です。
ユニークな視点でデジタル機器の欠点を補う製品を出してきています。
ここなら間違いなさそう ということで入れてみました。
zionoteというサイトにあります。
http://www.zionote.com/2012/fidelix/

 早速ノートPCに装着

使用してみますと、パソコンのUSBバスパワーだけでは動作しませんでした。
専用電源FL-AC-zn5を使いました。

一聴落ち着いた音調で、低域のボリュームが増しました!
アンプを通すと、「あれ?SUBウーファー点けていたっけ?」というくらいです。
これは素晴らしい。
このノイズフィルターはフィルター自体の効果と、超低ノイズ電源による相乗効果でノイズを低減しているようです。
USBポートは5Vの電源供給を行いますが、そのラインにPCのノイズが乗ってしまいます。
PC自体ノイズの塊りですので、しっかり対策されたオーディオ機器に比べ、影響を受けやすいです。

効果を確かめるため、ヘッドフォン(HD650改)で色々聴いてみました。
UD-503のヘッドフォン出力はバランス出力が基本で、HD650改を通すと非常に鮮度が高く、パワフルです。
外部クロックを効かすと、「ちょっと耳に痛い」と感じるときも。
楽曲の録音状態がいいと特にそう感じます。
その場合は、クロックをOFFすると聴きやすくなります。
またデジタルフィルター(4種類)を切り替えて、鮮度感をコントロールできます。

ノイズフィルターを効かせてみますと、シャープな高域が丸くなり、中域が前に出て、中、低域のボリュームが増すのを感じます。
素晴らしいのは、ボーカル域が聴きやすく、超低域まで音が伸びます。
HD650は基本オープン型ですので、密閉型などより超低域は軽い(といっても出る方ですが)印象です。
しかし、フィルターの効果で重みが半端ないです^^

良いことばかりのようですが、反面少し情報が整理された感は否めません。
あるブログでは、入れてみたものの物足りなくなり外した・・という事例も見られました。
まあこれは環境や好みの問題もありますので、仕方ないかもしれません。
我が部屋の場合、丁度良い音調となり満足しています。
外部クロックを効かせ、デジタルフィルターをOFFの時が最もよいようです。
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FIDELIX製 FL-HiFiUSB-zn(右)、FL-AC-zn5