My Sound Room
シルバーケーブル。。。
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銀メッキ線を使ったベイヤーT1 2nd用バランスケーブル
先日オヤイデ様より取り寄せた銀メッキ線を使ったケーブルを試しました。
その音質変化に驚くとともに可能性を感じました。
銀メッキ線というのは、正確には、潤工社の機器配線用ジュンフロン電線 です。
OFC線(無酸素銅)に銀メッキをほどこし拠り合わせた線材に、フッ素樹脂の外皮を被せたものです。
太さや撚り方で7種類ほどのラインナップがあり、高い性能のわりに単価が安く、自作向きといえます。
(単価が安くても、4本束ねる必要がありますので、トータルでは結構なお値段となります~~)

先日使った銀メッキ線はそのうちで最も細いもので、色分けされており使いやすいですが、その細さゆえハイ上がりで、
常用には向かないという結論を出しました。
なぜ細いケーブルがハイアガリになるのか?
この点については話が長くなるのと、門外漢である小生が理屈をこねても意味が無いのでやめることにします^^;
ただ、上の2本を作る前に、太い銀メッキ線を使ってみました。(ラインナップの上から2番目、1.5mm径)
これは銀メッキ線にもかかわらず、低域寄りで柔らかい音調でした。
しかし、このケーブルは長さを短くしすぎて、撚り上げたとき1.2mしかなく、さらに硬すぎて使いにくいという大失敗作に成りました~~
そういった経緯で、太めだとハイ上がりが緩和されることを確信しました。
で、初めに作った細い線材より少し太いものを選び(2種)、撚り方を変えて作ってみたわけです。

 銀メッキジュンフロン線2種、とてもウツクしいケーブル。


肝心の音ですが、まだちょい聴きのためあれですが、高解像度を保ちつつ聴き易い音になったと思います。
撚り方を変えて見ましたので、詳細は暫らく聴き、評価が定まってからアップしたいと思います。


  深夜、静かな環境で上の銀メッキ線ケーブル2種と、前に作ったHPC-24WV2(2芯シールド、銅線)のケーブルを聴き比べて見ました。
  銀メッキ線ケーブル2種の違いは、上の写真の上側(A)は撚り方が2本ずつを水平、垂直に交差させツイストさせた拠り方で、線材は細めで、柔軟性に富んでいます。
  他方(B)はAより一段太い線材で4本をまとめて撚り合わせた(スターカッド)もので、プラグは全て金メッキタイプで同一です。
  まずはAを使って、T12ndで聴きます。
  クリアで解像度高めですが、硬すぎることもなく、いい感じです。
  中、低域もよく出ていると思います。
  続いてBですが、Aよりボーカルが聴き取りやすく、高域がよりくっきり聴こえました。
  全体にクリアさが高く、より硬めの音調でした。
  Aに戻してみますと、柔らかめですが、音像が僅かに滲んでいるように聴こえました。
  最後に2芯シールドのケーブルを聴きますと、結構解像度もあり、なかなかいいじゃないか と思いました。
  しかし聴き続けると、銀メッキ線に比べると音調がかまぼこ型、つまり中域が張り、高、低域がさみしい感じがしました。
  この三本はどれも私的には及第かな と思っています。






        我が部屋の環境ですが、いつのまにかPCとUD-503の組み合わせが中心となってしまいました。
        そのため、これらを生かした機器構成にすべく構想を練っています。
        ぶっちゃけ機器の入替ですね。
        アンプはこの前のトラブルもあり、入れ替えることに。
        それと同時に使わなくなったものも思い切ってオクすることにしました。

                愛着はあるのですが・・ どうなることやら~~