My Sound Room
漸く秋。。。
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My Sound Room

機器の入替が終わり、音も落ち着き、漸くじっくりと音に浸れるこのごろです。
朝夕涼しくなり、エアコン、扇風機などの室内騒音がなくなり、仔細な音まで聴けるようになり、尚結構です^^
意外とこれらの暗騒音は、音響機器の再生音に影響を与えると思います。
アンプなどの残留ノイズは今や極小で、ホーンツィーターからほとんど聴こえません。
たまに聴こえるノイズは、録音・編集時に原音に残ったものか、意図的に残されたものか、どちらかです。
(たまに自作ケーブルは半田不良が原因で音が割れるときがありますが、それは稀です。)

機器のノイズに比べ冷房に伴う室内騒音は比較にならないほど大きく、何とかならないかと常々考えていました。
エアコン(古い!)と扇風機(安い!)の併用は無視できないほど騒がしいです。
DCモーターの静音ファンを入れますか、来年の夏までに^^;ゞ



話題を戻して、我が部屋の機器類は結局このようなシステムに落ち着きました。



以前に比べ随分すっきりしました。
CDプレーヤーはPC内臓のディスクプレーヤーで代用され不要に成りました。
トランスポートはPCのみになり、DACを核として1.5系統の増幅・再生システムと成りました。
1.5というのは、ヘッドフォンがサブとしてあるからです。
サブウーファーは、アンプの低音再生能力が高まり、S3900のみで十分ですので必要なくなりましたが、まだ置いてあります。

以前は、S3900というスピーカーは低域が軽いのかな?な〜んて思ってましたが、アンプ次第でした。
25cm2発を鳴らすには最低でもE-370程度のアンプが必要ということに漸く気づきました。
S3900については、もうひとつ、上と下の音の繋がりがいまいちだな と思ってました。
つまり、ホーンが受け持つ高域と、ウーファーが受け持つ低域が何となくしっくりこず、音に一体感が無いように聴こえていました。
「やはりフルレンジのようにはいかないか」と諦めていましたが、現在ではそうでなく、まるでフルレンジのように一体感をもって鳴るように成りました。
これはアンプの能力が高まっただけでなく、ケーブル類の試行錯誤がうまくいった証だと考えています。

まあ自己満足、自画自賛だといわれてもしかたないですが、実際過去のそういった問題点はほぼ解消できたと思います。
しかしこの満足感も長く続かず、慣れてしまうと思いますが。
この秋は聴き慣れた曲、或いは新しい曲をじっくり聴きこもうと思います。



PCをトランスポートにして良かったのは、YouTubeなど新しいメディアに点在する音源(や映像)が結構いけるということです。
例えば過去の著名な歌手や演奏家の貴重な映像と音源がPC上で再生できます。
それをUSB経由でDACに送ることで、高音質で再生できます。
実際YouTubeの音源は192khzというハイレゾレベルで再生されます。
ただし音質は元の音源次第で、非常に良いものもありますが、ノイジーであったりひずんでいるものも見受けられます。
しかし、音と映像が見れるというのは非常に新鮮で、素晴らしいです。
たとえそれがPCの小画面でも(フルでなく)想像力が広がり、楽しいものです。
音楽CDをそのまま流したものは、その価値を超えることはありませんが、コンサートやセッションの記録は大変貴重に思えます。

ジャケットの写真は動きませんからね^^

Astrud Gilberto 1962






 Natalie Dessay/Debussy Clair De Lune

ナタリー・デセー(Vo) ドビュッシー「月の光」

最近サティのピアノ曲が気に入っていろいろ聴いていましたが、このCDを見つけ聴いてみました。
部屋の空気が清浄されるような歌声は素晴らしいです。
ジャズやブルースを聴く機会が多いですが、クラシカルも新鮮です。

   この秋は、いろいろじっくり聴きこみたいですね。