My Sound Room
Cord Hugo2 導入! 。。。
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今年最後のサプライズ!
英Cord社のDAC/ヘッドフォンアンプ Hugo2を入手しました。

今回導入したHugo2 は、有名な「DAC64」の後継として「Dave」という機種があり、その小型版といえるものです。
CordのDACのモバイル版は、Hugo、Mojoという機種が過去に出ていたのは知っていました。
Hugo2は、それらの機種の問題点を解決して、完成度が高いと評判です。

一度聴いてみようと名古屋大須のeイヤホン様に出かけました。
まず独特のインターフェースが一際目立ち、初めはちょい使いにくいです。
一度目は、機器が充電不足で数分も聴けませんでしたが、一聴して鮮度の高いクリアな音が耳に残りました。
そして、再度伺ったのですが、年末ということもあり大変良くしていただき、購入に至りました\O/

 最上位のDaveとHugo2

まだ使いはじめですので、まだまだ掌握できていませんが、Hugo2の音質を簡単に述べたいと思います。
TEAC UD-503 +Soul(10Mhzクロック)は相当いい線にあると思っていましたが、Hugo2に比べると音が遠くに聞こえます。
Hugo2はステージの最前列で聴いている感じですが、UD-503は中ごろでしょうか。
小型ですが、帯域はフラットで結構下まででます。(音が軽いんじゃないかと心配していました~~)
古いCDでも、これで聴くと非常に聴きやすく、ベールを一枚取り去ったようにクリヤに聴こえます。

良いことばかりではありません^^;
eイヤホンで試聴したときは、PCといとも簡単に接続して(WinPC/USB)再生していたので、そののりで自宅PCに接続しましたが、音が出ませんでした。
要は専用ドライバーが要るわけです。
しかし、マニュアルには何の説明が無く、Cord輸入元HPにて見つけインストールしました。

PC側のソフトですが、新たにfoobar2000をインストールしました。
foobar2000と専用ドライバーの組み合わせで再生しましたが、時々「プッ」というノイズが入ります。
専用ドライバーはasync(非同期)ですが、排他(ASIO)ではないようです。(TEACはASIOドライバー)
他のソフトの音声も混入してしまい、他のソフトが起動するときなどにノイズが入ります。
ですので、他のソフトやwifiを切って視聴しています。



ヘッドフォンとの相性ですが、手持ちのゼンHD650改、ベイヤーT1 2ndを繋ぎました。
どちらもハイインピーダンス(夫々300、600Ω)で、一般的には鳴らしにくいといわれている機種です。
Hugo2の出力は、アンバランス6.3mmと3.5mm、RCA です。
どちらのフォンもオリジナルケーブルが残っていましたので、それで聴いてみました。
HD650改は軽々と鳴り、能力全開^^といったところですが、ちょっと賑やかな雰囲気です。
T1 2ndは、TEACではちょっとくぐもった、陰影を伴う鳴りでしたが、Hugo2では明るさが加わり、持ち前の深い低域とともに良いバランスです。

小生のよく聴く音源は90%以上が古い、昔のCD(或いはアナログ音源をCD化したもの)です~~
その音質はあまり良いとは云えず、帯域が狭かったり、曇っていたり、LPのノイズがのっていたりします。
例えば、Bill Evans trio などがそうですが、普通に再生した場合、ピアノはまるく、遠くに聴こえますので、こんなものかなと。
しかし、Hugo2で聴きますとピアノは一音々の和音の響きが明瞭に聴き取れますし、ドラムスのハイハット、ブラシが半端なく明瞭に再現されます。
低域のベースも深く沈み、ビシビシ迫ります^^;
まるで、前席で聴いているようです!
これだけでも買って良かったと思わせます。

この鮮やかな再現能力は、Cord社独自のD/A変換にあります。
詳しくはネット上に解説がありますのでご覧ください。(Cord DACで検索)
Cord社は「DAC64」で製品化(2000年ごろ)し、ずっと磨きをかけています。
Hugo2で漸くお近づきになれ、幸せです^^
 D/A変換プロセス(並列処理)の説明図